過去のセミナー

第19回ICON塾

遠隔集中治療においていかに診療の質を担保するか

開催概要

昨年に引き続きICON塾では遠隔集中治療支援について議論を深めてまいりたいと思います。
今回はすでに遠隔集中治療支援センターを運営されている2つの施設において実際どのような業務や研修をおこなっておられるのか具体的な例を交えてご講演いただきました。
今後遠隔集中治療に参画される方々にも参考となるような講演となるかと存じます。また現在NPO法人ICONで構想中の研修のあり方についてもご紹介できればと考えております。

セミナー概要

  • 主催:NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク/日本集中治療医学会
  • 開催日:2025年2月28日(金)17:00~18:00(ウエブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:すべての医療従事者および関係者
  • 参加費:1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

プログラム

座長 NPO法人ICON 理事長
   橋本悟

演者 横浜市立大学集中治療部 部長 准教授
   髙木俊介 遠隔集中治療支援における支援施設側の準備と課題
   昭和大学 集中治療医学 教授
   小谷透  遠隔集中治療支援における被支援施設側の準備や研修
   株式会社リビカル 代表
   元山文菜 遠隔集中治療における研修のすすめ方

第18回ICON塾

Lessons learned during the development and implementation of the Emory eICU
eICUの開発と実施中に学んだエモリー大学での教訓

開催概要

多職種からなるチーム医療は重症患者に最善の治療を提供するための必須事項といえます。その主たる業務はモニタリング、診断、治療など、重症患者をすみやかに回復させるため多岐にわたります。重症患者が望ましい治療過程からの逸脱してしまっていることに気づくのが遅れるようなことを我々臨床医はよく経験します。すなわち重症者管理はタイムリーで正確な介入にかかっているのです。ここに第2のケアレベルである遠隔集中治療を重ねることは、重症者管理の適時性と正確性の両方を向上させる可能性を秘めています。とはいえ、明確なゴール、信頼できる戦略、そしてベッドサイドチームとの協力と支援を目的とした革新的な戦術がなければこの成功は約束されません。本講演では、Buchman先生とHiddleson 先生に米国アトランタのエモリ大学での遠隔集中治療の経験を振り返っていただき、彼らの成功と失敗、そして学んだ教訓について解説していただきました。
またBuchman先生らが録画ではなくオンラインリアルタイムでのご登壇を希望されましたので、今回に限り早朝に開催しました。

セミナー概要

  • 主催:NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク/日本集中治療医学会
  • 開催日:2024年12月12日(木)朝 7:00~8:00(ウエブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:すべての医療従事者および関係者
  • 参加費:1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

プログラム

座長 東京大学医学部附属病院救急・集中治療科 教授
土井研人先生

演者:Emory eICU Center
   Timothy G. Buchman先生 Cheryl Hiddleson先生 

第17回ICON塾

データソンジャパン2024に参加しよう!

開催概要

今回で日本での開催4回目となるデータソンですが(2024/11/29-12/1開催、代表世話人 広島大学救急集中治療部 志馬伸朗先生 https://datathon-japan.jp/2024tokyo/)、はじめて日本独自のICUデータを用いたワークショップを開催します。このワークショップの開催については木下喬弘先生が主導された国内ICUの時系列データを使って急性腎障害の早期予測モデル構築を参加者の皆様に試みていただきます。データサイエンティストにとっても医療者にとっても見逃せないチャンスです。本講演では木下先生にこのワークショップの魅力について語っていただきました。

セミナー概要

  • 主催:NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク/日本集中治療医学会
  • 開催日:2024年10月24日(木)17:00~18:00(ウエブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:すべての医療従事者および関係者
  • 参加費:1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

プログラム

座長:横浜市立大学集中治療部
   髙木俊介先生

演者:MeDiCU
   木下喬弘先生 

第16回ICON塾

我が国における遠隔集中治療のあり方

開催概要

本年、令和6年の診療報酬改定において遠隔集中治療支援加算が認められました。今回はこれまで数年にわたり遠隔集中治療(遠隔ICU)に携わってこられた、昭和大学の小谷透先生と横浜市立大学の髙木俊介先生に、御自身の経験を中心に我が国における今後の遠隔集中治療のあり方を解説していただきました。

セミナー概要

  • 主催:NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク/日本集中治療医学会
  • 開催日:2024年8月29日(木)17:00~18:00(ウエブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:すべての医療従事者および関係者
  • 参加費:1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

プログラム

座長:橋本 悟(NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク)

演者:昭和大学 集中治療医学 教授
    小谷透  わが国における遠隔ICUのnext stage
    横浜市立大学集中治療部 部長 准教授
    髙木俊介 横浜市立大学における遠隔ICUの取り組みの課題

第15回ICON塾

ICUにおけるAI予測の臨床応用 ~実際にやってみた!~

開催概要

NPO法人ICONは遠隔ICUの推進のため、集中治療領域におけるデータの標準化やAIによる重症化予測モデルの開発をめざしています。今回は法人理事の内野先生が実臨床の場で重症系システムから経時的データを取り出し機械学習によって未来の重症化を予測するモデルを開発されたのでご紹介いただきました。

セミナー概要

  • 主催:NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク/日本集中治療医学会
  • 開催日:2024年6月18日(火)17:00~18:00(ウエブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:すべての医療従事者および関係者
  • 参加費:1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

第14回ICON塾

地域医療計画と診療報酬から見た遠隔ICU

開催概要

いよいよ令和6年度より特定集中治療室遠隔支援加算が保険収載されることとなりました。
今回のICON塾では日本集中治療医学会社会保険対策委員会委員長の西山慶先生にご登壇いただき、
我が国における遠隔ICUの将来性について語っていただきました。まだまだ具体的な体制等が見通しにくい中、
本分野のエキスパートのお一人である先生のご講演は大変興味ある内容でした。

セミナー概要

  • 主催:NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク/日本集中治療医学会
  • 開催日:2024年4月18日(木)17:00~18:00(ウエブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:すべての医療従事者および関係者
  • 参加費:1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

第13回ICON塾

ICUが変わる! PICS診療実践マニュアル

開催概要

集中治療領域で近年益々注目されている集中治療後症候群:Post-intensive care syndrome
(以下PICS)の話題でした。2023年の1月に続き第2弾となりました。PICSとはICU在室中あるいはICU退室後、さらには退院後に生じる身体障害、認知障害、精神の障害であり、ICU患者の長期予後のみならず患者家族の精神にも影響を及ぼします。今回は、臨床現場でPICSに取り組んでおられるエキスパートのお一人である中村先生にPICSに対する取り組みについて講演いただきました。

セミナー概要

  • 主催:NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク/日本集中治療医学会
  • 開催日:2024年2月22日(木)17:00~18:00(ウエブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:すべての医療従事者および関係者
  • 参加費:1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

第12回ICON塾

ECMO研究の最前線ーその先へ ECMOnet

開催概要

2020年2月、コロナ禍の始まりにあわせて発足したECMOnetJapanはこの3年間で多くの命を救ってまいりました。2009年の新型インフルエンザ発症時は我が国でほとんど認知されていなかったVV-ECMOの手法をこの10年間で国内にひろめ欧米諸国に勝る成績を収めたECMOnetの活動を劉啓文先生に講演いただき、学会の発足も含め今後の方向性を示していただきました。

セミナー概要

  • 主催:NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク/日本集中治療医学会
  • 開催日:2023年12月21日(木)17:00~18:00(ウエブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:重症患者管理に関わるすべての医療従事者
  • 参加費:1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

第11回ICON塾

第3回Datathon Japan 報告会

開催概要

2023年9月1日から3日間、 東京医科歯科大学にて第3回Datathon Japanが開催されました。Datathon はハーバード大学、MITに在籍されているDr Anthony Leo Celiが2015年から世界各地で行っている集中治療領域の匿名化リアルデータを使ったハッカソンです。 医療者とデータサイエンティストの交流の場として米国のCrit ical Care学会(SCCM)やヨーロッパ集中治療医学会( ESICM)でもセミナーとして開催されています。 今回の東京は47回目のデータソン開催となりました。 これまでは参加各チームが独自にClinical Questionを立ててデータを得て解析するという方式をとっておりましたが、 今回はあらかじめ決められたデータセットの中からデータを取ってくるという方式に改められました。 これによりこれまで取り残されがちであった初学参加者にとってもわかりやすいデータソンとなり、今後臨床研究を目指す医療者、 データサイエンティストにとっては絶好のスキルアップの場となったと思えます。このDatathon Japanに参加しリードいただいた青木先生、 また受講していただいた大邉先生、 そして橋場先生をお招きしそれぞれの立場からDatathon Japanを語っていただきます。 興味はあるがまだ参加したことはないという方々、 以前のDatathonに参加したが新しい方式とは何か興味があるという方々にご参集いただきました。

セミナー概要

  • 主催:NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク/日本集中治療医学会
  • 開催日:2023年10月20日(金)17:00~18:00(ウエブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:重症患者管理に関わるすべての医療従事者
  • 参加費:1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

第10回ICON塾

米国における遠隔医療の広がりと、将来展望ー日本での遠隔ICUの普及のために

開催概要

現在日本集中治療医学会では将来の集中治療科医の不足などを見越して遠隔ICUのシステム作りを奨めているところです。NPO法人はその旨を学会より依頼され、遠隔ICU委員会とともに各方面との調整を行っているところです。前回はクリーブランドクリニックで遠隔ICUを統括されているDr Chiedozie Udeh先生にご登壇いただきましたが、今回は我が国で初となる遠隔ICUセンターを立ち上げられ、現在アメリカ西海岸に滞在され米国における遠隔ICUに関して造詣の深い大嶽先生にご登壇いただき、現在の米国での遠隔ICUの拡がりについてご講演いただくこととなりました。

セミナー概要

  • 主催:NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク/日本集中治療医学会
  • 開催日:2023年8月10日(木)16:00~17:00(ウエブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:重症患者管理に関わるすべての医療従事者
  • 参加費:1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

第9回ICON塾

米国における遠隔ICUの実情

開催概要

現在日本集中治療医学会では将来の集中治療科医の不足などを見越して遠隔ICUのシステム作りを奨めているところです。NPO法人はその旨を学会より依頼され、遠隔ICU委員会とともに各方面との調整を行っているところです。この度、クリーブランドクリニックで遠隔ICUを統括されているDr Chiedozie Udeh先生にご登壇いただき米国の遠隔ICUの状況について自施設の内容を中心にご紹介いただけることになりました。講演は事前に録画し日本語のテロップをつける予定ですが、 Udeh先生も実際にご登壇いただき質疑にお答えいただけることになっております。

セミナー概要

  • 主催:NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク/日本集中治療医学会
  • 開催日:2023 年6月 20日(火)18:00~19:00(ウエブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:重症患者管理に関わるすべての医療従事者
  • 参加費:1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

プログラム

座長:橋本 悟(NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク)

演者:Dr. Chiedozie Udeh(ICU Telemedicine, The Cleveland Clinic Experience)

第8回ICON塾

第8回ICON塾
コロナ禍も第8波を乗り切り、ゆっくりとではありますが終息に向かいつつあるように拝察いたします。この間2020年2月より3年間にわたりCOVID-19関連の重症者における人工呼吸、ECMOの動向をお知らせしていたCRISIS(https://crisis.ecmonet.jp)も3月末をもっていったん役割を終える予定となりました。本セミナーではCRISISが果たした役割、問題点などを広島大学の志馬先生に総括いただき、さらに今後に必ず訪れるであろうパンデミックや大災害などを念頭にCRISISをさらに発展させたNew CRISIS開発の構想についてお話しいただきます。また大下先生には令和3年AMED研究の総括としてCRISISデータを用いた研究成果についてご報告いただきます。

セミナー概要

  • 開催日:2023 年4月 20日(木)17:00~18:00(ウエブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:重症患者管理に関わるすべての医療従事者
  • 参加費: 1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

プログラム

座長:高木俊介(横浜市立大学附属病院集中治療部)

演者1:志馬伸朗(広島大学大学院救急集中治療医学)

「C0VID-19重症患者データベース(CRISIS)解析:AMED事業の概要」

演者2:大下慎一郎(広島大学大学院救急集中治療医学)
「令和3年AMEDの成果─日本初のビッグデータから見えてきた重症COVID-19治療成績─」

コメンテーター:橋本 悟(NPO法人ICON)

第7回ICON塾

第1回遠隔 ICU セミナー

開催概要

NPO 法人集中治療ネットワーク略して ICON は日本における遠隔 ICU の実現、救急集中治療領域のデータベースの充実化、データの標準化、多職種の連携などを進めています。今回の ICON 塾で取り上げるテーマは遠隔 ICU となります。欧米の先進国のみならず発展途上国においてもコロナ禍以後様々な形で遠隔医療が拡大しております。その中でも遠隔 ICU は非常にホットな話題として取り上げられ、今後急速に発展していく分野になると予想されます。これまでも ICON では遠隔 ICU に関する話題をお届けしておりましたが、今回を第 1 回のセミナーと名付けさせていただき、今後も遠隔 ICU に関する話題を継続させ、将来の遠隔 ICU 業務認定制度にも繋げていければと考えております。今回は遠隔 ICU と同じ D to D の先輩格である遠隔放射線画像診断領域から伊藤博敏先生に現状における問題点などについて、京都桂病院救急科の寺坂勇亮先生には遠隔 ICU の導入と実際について、経済産業省の雪田嘉穂様には SaMD: Software as a Medical Device について、株式会社アルムの坂野哲平様にはビジネス化における医療 DX の現状についてご講演いただきました。今後もご関係の方々のご登壇が続きますのでどうかご期待ください。

セミナー概要

  • 主催:NPO 法人集中治療コラボレーションネットワーク/日本集中治療医学会
  • 開催日:2023 年 2 月 4 日(土)10:00~12:30(ハイブリッド開催:現地(TKP 品川カンファレンスセンター)・ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:重症患者管理に関わるすべての医療従事者
  • 参加費:2,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

プログラム内容

座長:橋本 悟(NPO 法人集中治療コラボレーションネットワーク)

演者1:高木俊介(NPO 法人集中治療コラボレーションネットワーク)
「遠隔 ICU における ICON の役割」

演者2:伊藤博敏(一般社団法人遠隔画像診断サービス連合会)
「遠隔画像診断の現状と問題点~保険診療と商用サービス~」

演者3:寺坂勇亮(京都桂病院救急科)
「臨床現場における遠隔 ICU 支援システムの実際」

演者4:雪田嘉穂(経済産業省医療・福祉機器産業室)
「⾰新的 SaMD の開発促進のための振興施策」

演者5:坂野哲平(株式会社アルム)
「医療 DX と働き方改革」

第6回ICON塾

PICS(集中治療後症候群)について

開催概要

NPO 法人集中治療ネットワーク略して ICON は日本における遠隔 ICU の実現、救急集中治療領域のデータベースの充実化、データの標準化、多職種の連携などを進めていきます。
今回のICON塾で取り上げるテーマは集中治療後症候群:Post-intensive care syndrome(以下PICS)となります。PICSとはICU在室中あるいはICU退室後、さらには退院後に生じる身体障害、認知障害、精神の障害であり、ICU患者の長期予後のみならず患者家族の精神にも影響を及ぼします。
本講演では、多職種の連携によりPICSの発生予防の推進に取り組まれている井上茂亮先生をお招きして、PICSについて総論、PICS委員会の取り組み、PICS保険戦略について講演していただきます。

セミナー概要

  • 開催日:2023 年 1 月 11 日(水)17:00~18:00(ウェブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:重症患者管理に関わるすべての医療従事者
  • 参加費:1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

プログラム内容

座長:西田 修(日本集中治療医学会/藤田医科大学麻酔・侵襲制御医学講座)

演者:井上茂亮(日本集中治療医学会集中治療後症候群(PICS)・生活の質改善検討委員会/神戸大学大学院医学研究科外科系講座災害・救急医学分野先進救命救急医学部門)
「PICSについて〜PICS総論、PICS委員会の取り組み、PICS保険戦略〜』

第5回ICON塾

医療関連の事務職員を対象としたJIPAD講習会

セミナー概要

  • 開催日:2022 年12月 15日(木)16:00~17:00(ウェブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:医療関連の事務職員、または関心のある方
  • 参加費:無料

プログラム内容

はじめに:橋本 悟(NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク)
「NPO法人ICONについて」

演者1:橋本 悟(NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク)
「セキュリティを考慮したJIPAD体制構築の基本」

演者2:内野滋彦(日本集中治療医学会JIPADワーキンググループ)
「JIPADの入力を担当する事務の方々に伝えたいこと」

演者3:橋場英二(弘前大学医学部附属病院集中治療部)
「JIPADの周辺機能~EX-JIPAD」

第4回ICON塾

保険とラピッドレスポンスのお話

開催概要

NPO 法人集中治療ネットワーク略して ICON は日本における遠隔 ICU の実現、救急集中治療領域のデータベースの充実化、データの標準化、多職種の連携などを進めていきます。令和4年度から急性期充実体制に対する加算が保険収載されました。手術や救急医療等の高度専門的医療・急性期医療の提供体制を十分に確保する急性期病棟について評価する加算となっています。加算を取得するための施設基準としては高度専門的医療・救急医療にかかる体制と実績を有すること(ICU等にユニット設置や手術・救急搬送受け入れ件数が一定以上など)入院患者の急変徴候をとらえて対応する体制(RRS:Rapid Response System)の導入が挙げられています。今回は施設基準の中でもRRSについて取り上げます。RRSとは心肺停止に至る前に急変患者を早期発見、早期介入するシステムです。急変患者の前兆として血圧低下、頻脈、呼吸数増加、意識変容などがあると言われており、高い院内死亡率(70〜90%)のコードブルーになる前に、RRSにより治療介入することで院内死亡率を低下させる(RRSによる死亡率:0〜20%)ことが言われています。RRSを導入して、積極的に急変患者を早期発見、早期介入をすることで重症患者の予後が改善すると言われています。ラピッドレスポンスシステムには多職種の連携が欠かせないため、ICONとしても積極的に取り組んでいくテーマであります。本セミナーではラピッドレスポンスに関する講演を2演題用意しました。1演題目は横浜市立大学附属病院集中治療部の高木俊介先生からラピッドレスポンスを導入したのちに運用定着に際しての取り組みについてお話しいただきます。2演題目はRapid Response System検討委員会の担当理事で聖マリアンナ医科大学 急医学講座の藤谷茂樹先生よりRRSにおける早期警告スコアの自動収集の仕組みなどを中心にその活用方法についてお話しいただきます。

セミナー概要

  • 開催日:2022 年 10 月 6 日(木)18:00~19:30(ウェブ開催:ライブ配信)
  • 対象者:ラピッドレスポンスに興味を持たれる医療関係者すべて
  • 参加費: 1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

プログラム内容

はじめに:橋本 悟(NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク)
「NPO法人ICONについて」

演者1:高木俊介(横浜市立大学附属病院集中治療部)
「ラピッドレスポンスを運用するための行動経済学」

演者2:藤谷茂樹(聖マリアンナ医科大学附属病院救命救急センター)
「ラピッドレスポンスの効果」

第3回ICON塾

遠隔ICUと保険収載
今回は遠隔ICUと保険収載について、実際に遠隔ICUを2018年から導入し活用されている昭和大学集中治療部教授の小谷透先生に昭和大学で実践されている遠隔ICUについて、その実態とこれまでの成績について解説いただき、今後の遠隔ICUのあり方などについてのご意見を述べていただきます。そして長年、遠隔医療において中心的な役割を果たしておられるNPO法人遠隔医療協会の長谷川高志先生に、遠隔医療全般について解説いただき、今後遠隔ICUをどのように発展させていくか、どのような道筋をたどれば保険収載も可能となるかなどの可能性について解説いただきます。

セミナー概要

  • 開催日:2022年8月13日(土)10:30~12:00(ウェブ開催:ライブ配信)
  • 参加費:1,000円(ICON会員は無料)

プログラム内容

はじめに:橋本 悟(NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク)
「NPO法人ICONについて」

演者1:小谷 透(昭和大学病院集中治療科)
「遠隔ICUの保険収載に向けた成果のご紹介」

演者2:長谷川高志(NPO法人日本遠隔医療協会)
「遠隔医療関連の保険収載化に向けた論点について」

第2回ICON塾

日本集中治療医学会重症患者登録システムJIPADについて

開催概要

NPO 法人集中治療ネットワーク略して ICON は日本における遠隔 ICU の実現、救急集中治療領域のデータベースの充実化、データの標準化、多職種の連携などを進めていきます。 今回は日本集中治療医学会が2011年から継続して運用している重症患者登録システム JIPADについて設立当初から先頭に立って本事業を支えてこられた、自治医科大学附属さいたま医療センター集中治療部所属で、本NPO理事でもある内野滋彦先生にJIPADのなんたるかをお話しいただきます。今回のICON塾はICONと日本集中治療医学会との共催となります。 今般の診療報酬改定の疑義照会で特定集中治療管理料加算日数の延長要件にJIPADに参画していることなどが公表されたため現在多くの施設がその参加を考えておられます。ただ本来のJIPADの目的は、それ以外に存在します。そのため診療報酬加算の目的だけで参加されることは避けていただきたいと存じます。JIPAD登録により参加各施設の集中治療の質が明確となり、ベンチマーキングを通じて参加施設の医療の質向上が実現できることを我々は望んでおります。そのためには継続した信頼性の高いデータの蓄積が必要です。手入力でのみの対応に終わらず、電子カルテ内に蓄積されたデータをいかに自動的に取得するかなど、現場の手間を極力減らす形での事業の継続を考えていただきたいと思っております。 この講演ではこれまで蓄積してきた様々なノウハウを第一人者の内野先生に解説いただきます。JIPAD事業はこのICON塾でも今後継続して皆様にご紹介していく予定です。まずはその第一回をお楽しみください。今回の画像は録画させていただき、今後JIPAD参加を考慮させる施設に供する予定です。 救急集中治療領域におけるデータ利用を考えておられる方々、特にJIPADに参画している方々、参加しようと考えておられる方々必見です。

セミナー概要

  • 主催:NPO 法人集中治療コラボレーションネットワーク/日本集中治療医学会
  • 開催日:2022年6月16日(木)17:00~18:00(ウェブ開催:ライブ配信・オンデマンド配信)
  • 対象者:日本集中治療医学会員等、医師、看護師、医療事務系の方々など様々な方々
  • 参加費:無料

プログラム内容

演者:内野滋彦(日本集中治療医学会JIPADワーキンググループ)

第1回ICON塾

第1回ICON塾

開催概要

ICON塾は今後定期的にオンラインセミナーを会員向け、非会員向けを開催していきます。NPO法人集中治療ネットワーク略してICONは日本における遠隔ICUの実現、救急集中治療領域のデータベースの充実化、データの標準化、多職種の連携などを進めていきます。
記念すべき第1回目は、データ標準化についての我が国のHL7-fhir構築の第一人者である小林慎二にご登壇いただき、ICONで進めている集中治療領域のデータ標準化の試みについてご講演いただきます。
救急集中治療領域におけるデータ利用を考えておられる方々必見です。集中治療医学に限らず医学では様々なフォーマットのデータが散在しています。これを標準化することは医療者の永遠の課題とも言えます。この講演によりその問題点を把握していただけます。

セミナー概要

  • 開催日:2022年4月20日(水)16:00~17:00 (ウェブ開催:ライブ配信)
  • 参加費:無料

プログラム内容

演者:小林慎治(国立保健医療科学院研究情報支援研究センター)

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