活動内容
遠隔ICUデータの標準化推進事業
1. 遠隔ICUモデル構築コンサルティング
遠隔ICUを構築したい自治体、医療機関に対して、構築に関する留意点について助言を行う。厚生労働省の求める要件定義、今後のデータ利活用に向けたシステム設計の支援をしていく。
2. データ標準化事業
急性期医療の情報連携・データベース構築をするに下記項目の標準化を進めていく。
用語・コード・電文・通信(=システム接続)
◯ 文書・画像(=コンテンツ)
◯ モデル・構造(=診療録)
◯ ユーザーインターフェース(=操作画面)
◯ アプリケーションの挙動(=ソフトの画面遷移)など
3. データベース構築
厚生労働科学研究にて現在、データ項目の標準化を進めている。今後、重症系部門におけるデータ利活用を推進するためのデータベース構築を推進していく。その上で、既存で行なっているJIPAD、CRISISとの連携を行なっていく。
共生できるコミュニティ
以下の3つのサービスを基に共創の場を提供しそれぞれが相互に協力し合える場の提供を実現する。
1. オンラインコミュニティの運営
対象者:
医療従事者、企業、自治体職員
内容:
データ利活用に関する最新の知見、企業の最新の製品の紹介など。
情報交換をする場所を提供する。
2. 産学連携のマッチングイベントの設定
対象者:
医療従事者、企業、自治体職員
内容:
臨床研究のアイデアを持っている医療者からアイデアを発表、企業からは開発段階もしくは既存製品の紹介をしてもらい、医療現場での共同研究開発のニーズとマッチングをサポートする。それらの共同体で国プロなどの研究費に申請する事をサポートしていく。
データ利活用および医療機器プログラム (SaMD)の開発をオープンに行うマッチングシステムを提案する。
3. セミナーの開催
対象者:
医療従事者、企業、自治体職員
講演者:
上記対象者の中から、選定して講演者を決めていく。
内容:
各団体のメンバーから最新の知見を報告する会を開催する。
(過去の例:厚労科研費のAIを用いた診療の質改善セミナー)