第4回ICON塾

保険とラピッドレスポンスのお話

開催概要

NPO 法人集中治療ネットワーク略して ICON は日本における遠隔 ICU の実現、救急集中治療領域のデータベースの充実化、データの標準化、多職種の連携などを進めていきます。令和4年度から急性期充実体制に対する加算が保険収載されました。手術や救急医療等の高度専門的医療・急性期医療の提供体制を十分に確保する急性期病棟について評価する加算となっています。加算を取得するための施設基準としては高度専門的医療・救急医療にかかる体制と実績を有すること(ICU等にユニット設置や手術・救急搬送受け入れ件数が一定以上など)入院患者の急変徴候をとらえて対応する体制(RRS:Rapid Response System)の導入が挙げられています。今回は施設基準の中でもRRSについて取り上げます。RRSとは心肺停止に至る前に急変患者を早期発見、早期介入するシステムです。急変患者の前兆として血圧低下、頻脈、呼吸数増加、意識変容などがあると言われており、高い院内死亡率(70〜90%)のコードブルーになる前に、RRSにより治療介入することで院内死亡率を低下させる(RRSによる死亡率:0〜20%)ことが言われています。RRSを導入して、積極的に急変患者を早期発見、早期介入をすることで重症患者の予後が改善すると言われています。ラピッドレスポンスシステムには多職種の連携が欠かせないため、ICONとしても積極的に取り組んでいくテーマであります。本セミナーではラピッドレスポンスに関する講演を2演題用意しました。1演題目は横浜市立大学附属病院集中治療部の高木俊介先生からラピッドレスポンスを導入したのちに運用定着に際しての取り組みについてお話しいただきます。2演題目はRapid Response System検討委員会の担当理事で聖マリアンナ医科大学 急医学講座の藤谷茂樹先生よりRRSにおける早期警告スコアの自動収集の仕組みなどを中心にその活用方法についてお話しいただきます。

セミナー概要

  • 開催日:2022 年 10 月 6 日(木)18:00~19:30(ウェブ開催:ライブ配信)
  • 対象者:ラピッドレスポンスに興味を持たれる医療関係者すべて
  • 参加費: 1,000円(日本集中治療医学会会員もしくはICON会員は無料)

プログラム内容

はじめに:橋本 悟(NPO法人集中治療コラボレーションネットワーク)
「NPO法人ICONについて」

演者1:高木俊介(横浜市立大学附属病院集中治療部)
「ラピッドレスポンスを運用するための行動経済学」

演者2:藤谷茂樹(聖マリアンナ医科大学附属病院救命救急センター)
「ラピッドレスポンスの効果」

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